スパイラルケーブルとステアリングスイッチ① ncp160v純正状態を把握

まずサクシードのサクちゃんの純正ステアリングコラム内にあるスパイラルケーブルの状態を把握します。
ここを調査しないことには始まりませんので・笑

装着されていたスパイラルケーブルはこんな感じです。
黄色の保護が付いているエアバッグ用の配線と、その隣のコネクターにホーン用の配線のみが出ている感じです。今後話がわかりやすいように、このエアバッグ裏にあるコネクター側をスパイラルケーブル入口側と記載します。というか、ボク自身が今回の作業でやったことが多すぎて自分が判らない状況にならないためにも「スパイラルケーブル入口側」とさせていただきます。ようはこのコネクターがホーンパッド裏にあるスパイラルケーブルで、ステアリング交換する際にエアバッグの配線などが刺さっている箇所で見たことがある方も多いのではないかと思います。このコネクターに多機能ステアリングスイッチやステアリングヒーター、さらにはETCスイッチなどを装着する場合にそれぞれの配線が同一のコネクター形状で刺さるということです。

純正スパイラルケーブルに貼られていたラベルはこんな感じです。


こちらはハンドルコラム内にある「スパイラルケーブル出口側」です。スパイラルケーブルはハンドルをぐるぐる回しても配線が切れないようにコードリールのように巻き取られた状態で装着されてます。ホーンパッド裏のコネクターからスパイラルケーブルを通ってハンドルコラム内のスパイラルケーブル出口から車体側へ配線が行くことになるわけですが、サクシードの場合は配線がほとんど入ってない状態でコネクターだけが存在する感じです。というのも純正ステアリングにスイッチやヒーター、ETCなどの装備がありませんので配線がなくて当然ということになります。

これが「スパイラルケーブル出口側」に刺さっていたコネクターで、見てのとおりほとんど配線が入ってません。ちなみに入っている配線はエアバッグとホーンのみです。


ようはサクシードに装着されているスパイラルケーブルでは配線数が少ないので、もっとたくさんの配線が入っているスパイラルケーブルに交換しないとステアリングスイッチやヒーター、ETCなどの機能やスイッチが使えないわけです。ですのでスパイラルケーブルを交換して、スパイラルケーブルに挿すことができるコネクターを自作することになります。

つづく

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