ポメラニアンのルーツ
北方スピッツ系のサモエドを祖先とする牧羊、作業犬が関わりあるらしいといわれているそうです。北ドイツのポメラニア地方で、羊の番犬として飼
育されていたものが小型化されたもので、イギリスのビクトリア女王がイタリアからもち帰り、初めて開催されたイギリス・ケネル・クラブのクラフト・シ
ョーに出陳したのが、一般的になったきっかけだとされているそうです。その後も小型化への努力が重ねられ、より美しく毛色も改良されて今日の
姿になったそうです。日本でもその小型さと可愛さゆえ、家庭犬、愛玩犬として多くの人々に飼われています。 原産国はドイツです。 |
ポメラニアンの特徴
作り物のような小型犬で、体の各部はよく引き締まり、被毛は顔と四肢の下方を除いて非常に豊かである。下毛はやわらかい綿毛、上毛はまっすぐで粗い感じのダブルコート。首や肩の前部、胸には特に長い飾り毛があり、それが肩まで広がっています。毛色には黒、ブラウン、チョコレート、レッド、オレンジ、クリーム、オレンジ・セーブル、ウルフ・セーブル、ビーバー、ブルー、白、パーティ・カラー、ブラック・タンなどがある。特に額が丸くやや突き出た感じで、目の間のくぼみははっきりしています。鼻筋は短く、鼻の色は黒いのがよいとされているそうです。三角形の小さい耳は、やや離れてつき、前方に直立していて尾は付け根が高く、背の中央に背負っており、長い飾り毛がついています。※生後3〜18ヶ月くらいはポメラニアンっぽくない容姿になってしまい、一番切ない時期かもしれないです。体高 :20cm 体重 :1.5〜3kg 標準:2キロ前後 |
ポメラニアンの飼育
被毛が細くてやわらかく絡まりやすいダブルコートなので、毎日欠かさずにブラッシングする。また夏季は、顔、尾の毛を残してカットするやり方もあるそうです。定期的なトリミングはもちろん、光沢のある毛質を損なわないためにも、シャンプーは専門家に任せたほうが無難とのことですが、我が家では浴槽に20cmほどお湯を溜め、その中でシャンプーをしてしつこい位にシャワーで流しています。長い毛と短い毛があるので乾燥は念入りにやってあげないと風邪をひいてしまいます。 |
ポメラニアンの健康上の注意点
活発な犬なので、毎日の運動はしっかり行うほうが良いそうです。膝の脱臼や骨が細いため骨折をしやすいので、あまり過激な遊びはしないほうがいいそうです。(実際にシャンプーなどをやるとチワワのようになります)室内での飼育に向いた種類だですが散歩に連れて出るのも良いと思います。ポメラニアンのように小型の犬は室内犬として飼われる場合が多いですが、室内犬はどうしても運動不足になりがちなので、お部屋で一緒に遊んであげると良いかもしれません。食事は若犬から成犬では、栄養バランスのよい小型犬用ドッグフードを与え嗜好性を考える場合は、ドライフードと缶詰フードの混合食が、簡単でお勧めです。我が家も混合食です。過食・偏食は肥満や病気の元になるので注意したほうがよさそうです。眼病に罹りやすい面があるので注意が必要です。基本的に人間の食べるものはなんでも食べてしまうのですが、ワンコにとっては味が濃かったりするようですのであまり与えないほうがいいそうです。 |
アルフォンス・ヒポグリフ・グリフォン
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