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■機材用2段積みにベッドキットを考える2

機材用2段積みにベッドキットを考える1の続きです。なかなか重い腰があがらず・・・構想からまさかの1年以上経過したこのタイミングで・笑


某メーカーからタウンエースS402用のベッドキットが用が販売されてますが、
最近のハイエース200系・キャラバンNV350系のベッドキットのように高さ調整が変更できるタイプではありません。
今回使用するのは高さ調整可能なハイエース200系のフレームでそれを流用してタウンエースS402用に加工して装着します。

まずはリア側のフットの固定位置からです。ハイエース200系用に作られているものですので当然タウンエースではボルトオンというわけにはいきません。おおよそこのあたりで良いかな?という位置に置いてみました。フロアが波打っているので微妙に難しそうです。 フロント側です。こちらはフロアがほぼフラットなので特に悩むことはなくおおよそこの位置かな?レベルで良さそうな位置に置いてみました。

この台座は本来ハイエースに取り付ける場合は向きが逆になるかと思います。今回はあえて固定部分が外側に来るように配置してます。 タイヤハウスの上部は基本的にデッドスペースになりがちですので可能な限りタイヤハウスのフロア内側までで収めるようにして有効活用できるフロアの面積を極力稼ぐ作戦です。


仮あわせのイメージです。
タイヤハウスのラインで支柱を立てて中央のスペースを出来る限り多く利用できるようにします。

アルミ製のものさしなどを使って左右方向の基準を出します。左右共に同じ間隔で支柱をたてたほうが、ベッドキットのフレームの左右を関係なく設置できますのでここはしっかり基準を出しておきます。 「しっかりと・・・」というわりに基準のケガキはだいたいだったり・笑 実はベッドキットの支柱にもともとある穴がかなり大きめの穴なので、フロアと固定のタイミング、あとからでも若干修正が効きます。なのであくまでも目安レベルで・笑

支柱にある馬鹿穴をそのまま活用する方向でですので、基準中央付近で目印をつけておきドリルで穴をあけます。こちらはフロント側ですがフロアの鉄板がかなり薄いです^^; 細いドリルで下穴をあけてから太いドリルに変更して目的のサイズの穴まで大きくしていきます。実はこの位置、袋構造になっているので裏側から手を入れるなどの作業ができません。あとで詳しく書きます。

リア側のフロアですが、こちらはハンパなく硬い頑丈なフロアです。こちらも同じように細いドリルで下穴をあけてから・・・ 太いドリルに変更して目的のサイズまで穴を広げていきます。リア側のフロアはフロント側と違って車の下に潜ってナットなどを当てることができますので特に問題はありません。

フロント側は先ほど書いたとおり袋形状になっているので下から覗き込んでも鉄板があるだけです。ですのでナットホールを作る工具を使って即席のナットを作ります。ターンナットでも良いかと思います。 袋構造になっていたフロント側もこんな感じでナットを埋め込むことができました。

んで、問題なく固定できました。ただ、鉄板も薄いので強度的にはいかがなものかと思う部分もあります。幸い、このパーツは上からの荷重に耐えるものですのでフット部分がずれないように工夫すれば大きな問題にならないと思います。
今回は仮止め作業なのでやってませんが、エアロ固定用の強力な両テープなどでフットを固定してからボルトナットで締めれば良いかと思います。おおよそですがフット部分の固定が完了しました♪

フットの固定位置も決まったところで、今度はベッド部分を支える部分の中央部分の長さを調整します。 ハイエース用ですので当然タウンエースには長いわけです。ですので前後の支柱の間のパイプをはしょって短く加工します。

ここは正直厳密ではないので左右のパーツ共に同じ長さの位置で適当にカットします。 こんな感じでT型の部品になります。


実際に車体に固定したフット側のパーツに合わせてどれだけはしょれば良いかを計ります。

はしょる部分をカットしたら今度はT型にカットされたパーツを溶接し元の形状に戻します。水平垂直が狂うとかっこ悪いので鉄板などを当てて基準を出します。 まずは仮で溶接して位置がずれないようにしてから一度車体に仮当てしてみます。問題ないようならばガッツリ本番溶接します。

セカンドシート側とリアゲート側の余分なパイプをカットして、缶スプレーで黒く塗って元々ついていた角パイプ用のキャップを戻して完成です♪ 上段に乗せるベッドキットからはしょったりカットした角パイプです。これだけカットしないとタウンエースにハイエースのベッドキットは入りません・笑


フット部分の固定はもう少し考える必要はありますが、ハイエース200系の高さ調整機能つきベッドキットは
タウンエースS402用としておおよそカタチとなりました♪
純正のフロアカーペットを良い感じに敷き詰めればバッチリだと思います。

実際にいつもの定番機材を載せてみました。ベッドキットの棚板はまだありませんが、フット部分をタイヤハウス内側より外に配置してあるのでデッドスペースだった部分を活用した形です。 フロアマットの上から固定だと接地面のプレートがガッツリ見えて見た目がよろしくないので純正のビニールカーペットをカットして足の支柱だけを出すように処理しました。

問題は天板の型合わせなんですが・・・アレが一番面倒なんですよね^^;



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機材用2段積み&車中泊を考える3 ベッドキット天板製作:7013WORKSタウンエースバンカスタム S402M