7013WORKS タウンエースバン S402M カスタムサイト


■機材用2段積みにベッドキットを考える3 ベッドキット天板製作

★まずは天板の型紙製作
タウンエースに限らず車の内装は直線で構成されることはほぼありません。ですので天板を作るにも真四角に切っただけではフレームに板が乗っているだけの寂しい状況になります。2段積みラックとして使用するならば充分ですが、今回は使うか判らないベッドキット仕様にするので曲面部分にもフィットするようにします・笑 久しぶりに引っ張り出してきた曲線定規・笑 もう8年ほど前に使ったアイテムだったり・笑 仕様は全く違いますが200系ハイエースのベッドキットを作るときに購入したものだったりします・笑

で、早速・・・こんな感じで曲面部分に形状を合わせることで計測の難しい曲面を定規上で再現できます。中には鉄板のようなものが入っていて湾曲に合わせて形状を留めることができるアイテムだったりします。 本来はダンボールなどでやるのですが、あいにくダンボールの良いものが無かったので現場で使い古したプラ段を使って型取りをします。この型紙を使って実際にカットする天板に転写してカットするわけです。

荷室にある最終ピラー部分を曲線定規を使ってカットしました。こんな感じでやるには本番の木の天板では重たいですし作業性が悪いのでまずは型紙を作って作業をしています。 前側になる部分も直線で構成される内張りではないのでコチラもさきほどと同じようにトレースしてカットします。あくまでも型紙ですのでおおよそでも大丈夫ですが足りない部分などはわかるようにしておけば本番のときに修正できます。


実際の天板よりも上下の長さが全然短いですが・笑
中間部分は同じ直線で構成されてますので、この型紙を前後にずらして使用します。
グリーンの養生テープが前後の天板の切り換えの位置となる目安です。
実際には中央の左右直線部分の天板がもっと長くなるわけですが形状に変化がないので被らせてます・笑
今回は荷室部分の天板は2枚構成で行く予定です。



型取りしたプラ段を本番の板に当ててラインを書きます。白いテープの部分を切りすぎたのでラインを足してあります・笑 最後部のピラー部分を早速ジグソーを使って曲線部分を切り落とします。

わりと良い感じで曲線をカットできました♪ 反対側もカットしました。

仮合わせ・・・なかなか良いのではないかと思います。 今回はプラ段の型紙よりも約5mmほど内側で切り落としました。パツパツに作ってしまうと設置するときにハマらないこともありえます。このあと若干のクッション材を周囲に貼り、最終的に表面の生地を巻き込みます。


ベッドキット最後部の天板本体はできあがりです♪
このあと若干のクッション材を周囲に貼り、最終的に表面の生地を巻き込みます。

引き続きカーゴ部分の前側にあたる天板をカットします。型紙は1枚分しかありませんが前にスライドすることで使用できます・笑 グリーンの養生テープが最後部の天板の見切れる部分です。 一応国産材・笑

最後部の天板と同じようにプラ段の型紙で合わせてカットします。 なかなか良いのではないかと^^


フロアに長物が積んである関係でセカンドシートを倒したままですが5人乗りとなった場合でも
荷室の天板2枚は設置したままで大丈夫な位置にしてあります。

長物を一度降ろして実際にセカンドシートを起こしてみました。 判りにくいかもですが荷室に2枚の天板を載せたままの状態です。


セカンドシートの背もたれ部分のみ倒した状態で天板を載せると
3枚の天板で縦1800×横1500のベッド状態にすることが可能になりました♪
ベッド状態にしたままでも足元のフロアがあるので車内への乗り降りが楽です。


荷室2枚で利用する場合、セカンドシートが立ててあれば背もたれがストッパーとして役立ちますが
背もたれを倒している場合、急ブレーキなどで上段の機材がなだれおちます。
ですので家庭用のつっぱり棒をCピラーに設置してストッパー代わりにします。


こんな感じでつっぱらせれば機材は前に落ちません^^
経験上、左の長物2点は前に滑ってくるようなものではないので高さはそれより上にしてます^^


★オススメサイト 業務用コーティング剤を一般ユーザーにお届けするアルティマプラス
機材用2段積み&車中泊を考える4 ベッドキット天板クッション製作:7013WORKSタウンエースバンカスタム S402M