シトロエンDS4のちょこっとカスタム

■USB電源を確保する!


最近シトロエンDS4のバックカメラの調子が悪いです。
最近というより納車時からバックカメラの調子があまり宜しくなかった部分でもあったりするんですが
リバースに入れてもすごくマッタリ切り替わったり、カメラ映像が表示されなかったりします。
そんな状況ゆえに嫁さんからもしょっちゅうクレームを言われてましたが、
あまりボクが乗る機会がないシトロエンDS4だけに若干放置していた部分もあったりするんですが^^;
クラウンが無くなった今となっては我が家的にはある意味「メインカー」だったりしますんで
調べてみようとかなり重い腰をあげてバラしてみました・爆 ものすごく今更な話です・・・


まず疑ったのはキャンバスアダプターの配線です。
ディーラーで取り付けてもらったナビだけにイマイチ様子が判らずリバース信号の配線が接触不良じゃないかと思ったり。
で広げてみましたが問題無し。
というかキャンバスから取らずにコンピューターのほうに繋がってました。
輸入車に良くありがちなネタだったりしますがバック信号自体が不安定な場合もあります。
むしろそっちを先に疑えばここまでバラす必要も無かったかと・・・^^;
で、一応確認のためナビの接続設定画面を見るとバックカメラ信号が「HIGH」の表示にちゃんとなってます。
ですのでカメラの極性設定も「HIGH」で合ってます。
「意外とシトロエンは大丈夫なタイプなのね〜」なんて思いながらシフトをガチャガチャやっていると輸入車にありがちな症状が・・・
なにもしてないのに表示が「HIGH」と「LOW」を繰り返してます。
1回2回は「HIGH」の固定表示でしたが3回目のシフト切り替えでこの症状が出るというなんともイヤらしいタイプのDS4でした・爆 
つまりリバース信号が安定してないってことですね^^;
で、コンピューターやキャンバスからの信号が怪しいということでこんなのも試してみました。

バックランプからのリバース信号直結取り♪ まさに平成初期のころまでやっていた手法です。
バックギアに入れたときに通電する配線をバックランプの直前で取ってリバース信号にする作戦ですね。
リアのトランク周りをひっぺ返してテスターでチェック・・・ようやく目的の配線に到達、早速結線をします。
ちなみにバックの配線はコネクターの一番端にあるグレーの配線でした。

その配線を助手席ドア側をはわせてグローブボックス横まで持ってきました。
もともとディーラーで結線してあった配線も一度カットしてギボシ化、今回新たに引きなおしたバックランプからのダイレクトの配線もギボシ化。
どちらにしてもすぐに元の配線に戻せるようにしておきました。
ちなみに画像で繋がっている配線はテールランプのバックランプからのラインです。

で、早速チェックをしてみたところ・・・バックランプからの配線でも最初は「HIGH」の表示のまま大丈夫そうな雰囲気♪
かと思いきややはり数回バッグギアに入れなおしてみると「HIGH」と「LOW」を繰り返します^^;
というか、キャンバス、コンピューター、バックランプのどこから配線を取っても結局のところシトロエンDS4はリバース信号が不安定なのね>< 
そんなわけでここまでバラしたにも関わらず結局改善出来ず。
最終手段として車体のリバース信号の電源を安定化させる以外に方法がないことが判りました。
そんなわけで有りモノでどうにかしようといろいろやってかなり遠回りをしましたが黙って電源安定化ユニットを取り付けることにしてみます。

早速入手しました♪
バックカメラやイルミなど欧州車や輸入車などでありがちな不安定な信号を安定化させるユニットです。
お値段は2000円少々です。

ヒューズボックスはグローブボックスの中にありますが、ヒューズの絵の描いてある小さいフタを外すくらいじゃ
とてもヒューズボックスにはアクセスできません。
どんな状況かというと・・・

フタの中はこんな感じで配線が山盛り・笑 さすがシトロエン・・・メンテのことなんてお構いなし・笑
もう少しどうにかならないのかと思うレベルのシトロエンのグローブボックスだったりします。
手前に来ている配線が邪魔で小さいフタを開けたくらいじゃヒューズボックスも良く見えないレベルです。

さきほどの電源安定化ユニットにはバックカメラの配線以外に12vとアースの接続が必要となりますので
御馴染みのヒューズボックスから電源を取るアイテムです。

この電源安定化ユニットは3本の配線が出ている側と1本出ている側がありますので3本側に
電源安定化ユニットにバックカメラからのリバース信号を繋ぎ、12vとアースを接続します。
今回は電源供給にシガーソケットのヒューズから12vを拝借しました。
電源安定化ユニット反対側の1本出ている側にナビに繋がるリバース信号を入れます。
ようはカメラからナビまでのリバース信号の配線の間にこのユニットを噛ませる感じです。

とりあえずユニットと余った配線を束ねてタイラップで固定しておきました。




すばらしい・・・国産車と変わらないレベルでバックカメラの切替がサクサクいきます。
今回はディーラーで納車時にナビの取り付けをしてもらっていたので
配線の様子が全くわかりませんでしたが無事にカメラの切替もスムーズになり表示されないことはなくなりました。
というか、リバース信号が不安定なこともディーラーでは判っていたと思うので
「こーゆー部品があるので取り付けますか?」くらいのひとこと言ってくれれば良いかと^^;

まぁどれもこれもシトロエンクオリティなので気にしないことにします・笑