7013WORKS タウンエースバン S402M カスタムサイト

■双方向エンジンスターター付きセキュリティの取り付け

・ハーネスの事前準備とシュミレーション


仕事車のタウンエース君ですのでセキュリティを取り付けます。
異常があった場合は車両側の発報はもちろんですが
双方向リモコンタイプですので液晶リモコンに異常の状態を表示します。
ウチのタウンエース君は天井内張りがトリム化されてないモデルのため夏場はハンパない暑さです><
そんなこともありエンジンスターター付きにしました。
ボクは長時間集中して作業ができませんので1日目に配線の準備とシュミレーションをやり、
別の日に車体への実配線の作業をします♪
1日でやっつけようとすると配線のミスがあったり思ったとおりに動作しなかったりするとイライラMAXになり作業が雑になるんで^^;

今回のセキュリティ本体のキットにも威嚇・動作用LEDは付属してますが、結構地味なLEDです。ですので派手に威嚇するためにコチラのスキャナーを追加で取り付けます^^ セキュリティのキット本体です。リーズナブルな価格のモデルですが、個人的には必要最低限の機能もあり気に入っているモデルです。このセキュリティのエンジンスターター無しモデルをAD-Rに装着してます。


セキュリティの作業で一番手間がかかるのが配線です。
また、この手のセキュリティのキットには図解による説明はほとんどなく、ぼほ文字のみの説明書になります。
そのためいきなり車体に配線作業をするとテンパるので、事前に各配線にマスキングテープで用途を書いて貼っておきます。
こうやって配線に名前をつけていくと「必要」「不必要」な配線が判ります。
メインハーネスだけでも20本、その他の配線を含めると40本以上ある配線もかなり減らすことが出来ます。

不要な配線をコネクターから引き抜いて外した状態です。配線はカットしてしまわずにコネクターからピンごと引き抜きます。仮に今後使うとなった場合にはコネクターに刺すだけで再び使用できます。ただ、このセキュリティを取り付ける場合、タウンエースとしては不要なトランクトリガーやプラスコントロール用のキーレスハーネスなどもありますんで結構割愛することができます^^ 20ピンのハーネスが14ピンくらいになります・笑 必要な配線が決まったところで配線準備作業です。コネクターから5cmくらいのところでカットしてオーディオハーネスなどで御馴染みのギボシに変換します。車両側に繋げる配線も片側はギボシにして刺すだけで結線できるようにしておきます。ギボシ処理してない側の配線を車体に合わせて長さを調整してカット、半田付けします。先ほどの仕分け作業で必要のない配線をコネクターから抜いたことにより接続する配線は2/3程度になりました。


メインハーネスのみですがこの段階で動作確認をします。
追加したスキャナーも問題なく動作してます♪
イメージとしてはこの状態で全体の約半分の配線の準備が完了です^^
このメインハーネス以外に「キーレス用ハーネス」と「エンジンスターター用ハーネス」、「スターターキル用ハーネス」があります。
画像にはありませんが「キーレス用ハーネス」「エンジンスターター用ハーネス」も同じようにギボシ化したほうが作業しやすいです。
また、スターターキルのリレーなども説明書を良く読めば事前に組み込んでおくこともできます。
ですのでそちらも必要に応じて^^

基本的に車体との結線は必ず半田で行います。


・動作確認用LEDの設置準備

セキュリティのキットに標準で装備されているLEDです。純正チックなLEDで実は結構必要なものだったりします・笑 配線チェックや設定変更の際にはこのLEDの点滅回数で確認する場合もあるので別途スキャナーを取り付ける場合であっても必ず設置します。 今回は純正の余っているメクラ蓋を利用して設置します。メクラ蓋の裏側の筋交いをカットします。
実は裏側からのほうが穴をあける位置出しが簡単だったりします。なんせ裏側でクロスしている筋交いの真ん中に穴をあければ間違いないわけですんで・笑 穴あけにドリルもいいのですが、この手の細かい作業の場合はラジコンボディに穴を開けるときに使うリーマーが大活躍します。ステップドリルのように加減で穴の大きさを変えられるんで便利です^^


ということでメクラ蓋にLED埋め込み完了です^^
ここまで準備しておけばあとは車体側へ直接結線するだけです。
車体への取り付けは半田を使って結線しますのでコードレスの半田コテがあると便利です^^

・車体への取り付け&半田による結線

昨日のシュミレーションどおりに車体側のハーネスに結線していきます。セキュリティ関連のネタなのであまり詳しくは書けませんが、おおよそのイメージとして記載します。半田こてはガス式、もしくは電池式のコードレスタイプが作業がしやすくオススメです。エンジンスターター関連とスターターキル配線をキーシリンダーから取るのでステアリングのコラムカバーなども一式外します。 エンジンスターター用のハーネスは普通の配線に比べてかなり太目の配線なので個人的には半田がやりにくくて嫌いです^^;このハーネスは事前にカットなどしないで車体との現物あわせで長さを調整します。セキュリティ本体の設置場所が決まったら配線をカットしてキーシリンダーのハーネスからテスターで該当する配線を探して半田していきます。
スターター用ハーネスの設置が完了しました♪ここはよくある検電テスターでチェックしていけば簡単に見つかります。キーシリンダー側に半田する配線は4本、さらにスターターキル、私の場合はイグニッションキルとして使用するのでそちらも4本、1箇所は割り込みなので5本接続します。スターターキルはセキュリティ動作時に物理的にセルを回せない感じで、イグニッションキルは仮にエンジンがかかってもリモコンでイグニッションをカットできるのでエンジンが止まるという感じです。 今度はキーレス用の配線です。この配線は車体側とドアロックアクチュエーター側の中間に割り込ませる必要があります。個人的には接続配線数が多いのであんまり好きじゃない箇所です・^^;
エンジンスターター配線とキーレス配線の動作確認をします。タウンエースはエンジンスターターの動作検出用のL端子がありません。ですのでタコパルス信号を取る必要があります。タコパルスは後付のメーターなどにも使用する配線で簡単に取るならばOBDコネクターの9番、台形型のコネクターの短辺側の一番端にある薄緑の配線です。検電テスターを当てると車が壊れる可能性があるので気をつけてください。数値が表示されるちゃんとしたテスターでアクセルの開度で電圧があがる配線です。 あとは必要な配線を接続して完了です。画像は配線をまとめる前の状態ですが、この配線をビニテープでグルグル巻にして1本の太いハーネスのようにまとめておきました。事前にマスキングで名前を書いたラベルはそのままビニテープの中に入ってしまうので見えないんで^^


タウンエース君は内張りトリムもなく配線を隠すにもフロントガラス部分にある枠のモール内に入れ込むくらいしかできません・笑
スキャナーの配線でちょっとモールが波打っちゃいましたが飽きてきたんで後日処理します。
アンテナ部分にあるCALLボタンを押すとセキュリティのリモコンが大騒ぎします・笑
リモコン紛失時に使う機能だそうです・・・ってリモコン紛失したらドア開かないんじゃ・・・
発報覚悟でドアを開けた後に押せってことですね、きっと・笑


とりあえず本来の動作用LEDはメクラ蓋に・・・
こちらも後日別の場所に設置しなおす予定です^^

今回装着したセキュリティシステムは以下の機能が備わってます。
・キーレス機能(ウィンカーアンサーバック)・セキュリティ機能 ・エンジンスターター機能が1つになっている最近では当たり前のタイプです。

双方向リモコンにて車両状況を表示、2段階ショックセンサー、キーシリンダーにキーONでロック・アンロック、
指定時間エンジンスタート、指定時間間隔でエンジンスタート、車内温度低下によるコールドエンジンスタート
リモートエンジン停止、ターボタイマー機能、コンビニモード、バレットボード、駐車時間タイマー機能、温度センサー、
リモコン紛失時などに使うドライバーコール機能、リモコンはバイブ&サイレント機能

使わない機能はあるものの、必要な機能はほぼ備わってます^^
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