■７８プラド　フロントドアにスピーカー移設＆取り付け加工

今回取り付ける予定の１６．５ｃｍのフォーカルのスピーカーです。奥行き が６８ｍｍ、マグネット径は８５ｍｍです。	セパレートタイプなのでネットワークが付属しますのでコレを取り付ける位置も考慮しなくてはなりません。

７８プラドはダッシュボード下に下向きにフロントスピーカーがついてま す。最近ではドアにスピーカーが入っている車が多いですので同じように ドアにスピーカーを移設します。当然ですがドアにスピーカーを固定でき るような造りにはなってません。	運転席側ドアパネルを外してみましたが、前方側にある水色のビニール部分にクボミがありますが若干の奥行きしかありません。助手席側も運転席側ドアとほぼ同じ位置に若干のクボミがあります。

今回取り付けるするスピーカーは海外製のスピーカーですので国内製ス ピーカーよりも裏面のマグネットが大きくドアの内張りを含めても奥行き が全然足りませんのでドアパネルにアウターバッフルを作り「かさ上げ」 をして奥行き不足をクリアします。	ドア下側に装着されるので少しでも上向きに装着したい感じです。なので今回はスラント（傾斜）したバッフルを使用してみます。※画像の右：最厚部（２８ｍｍ）　左：最薄部（１３ｍｍ）

ドア内部にクボミがある部分が本来ちょうどポケットの位置なのでドアポ ケットの位置を後方に移動して固定しなおします。※１枚目画像参照	早速ドア内張りに穴をあけます。今回は電動ジグソーを使用しました。

先ほどのアウターバッフルボードを当てて確認します。イメージ的にはこ んな感じに装着される感じです。	アウターバッフルボードを当てたことにより、マグネット部分の出っ張りがこの程度で済みます。実際に車体に当てて確認しましたが、ドア内部の鉄板とマグネットのクリアランスはかなりカツカツです。

以前２００系ハイエースのピラーをレザー張りしたときの端切れがあった ので今回はコレを使用してアウターバッフルをレザー仕様にします。ただ 単に手元にグレーのモケットがなかったので・・・＾＾；	アウターバッフルにスプレー糊を吹いておきます。このとき使用するレザーの裏面を敷いておきます。そーするとバッフルの輪郭が残るのでそれにあわせてボンドを吹けば無駄なくスプレーできます。

中央部分はカットされる部分ですので周囲を吹いておきます。吹いたら５ 分〜１０分程度放置して半乾き状態まで待ちます。	気合で引っ張りながらレザーにしわがでないように巻き付けます。ある程度あわせたあたりでハンドタッカーを使用してバッフル裏面で固定します。今回はタッカーの針が終了していたので事務用のホッチキスで代用しました。

ドア内張りに当てて設置位置にタッピングビスを使って表面にくるウーフ ァーの固定位置４箇所と重ならないように裏側から固定します。	中央部分にカッターを入れてスピーカーが納まるようにします。実際は内側全部をカットしちゃっても問題ありませんが、面倒だったのでザクザク切ってあります＾＾；

今度はスピーカーのウーファー部分を固定します。	運転席側ドアのウーファー部分まで固定完了です。こんな感じで助手席側も作ります。

セパレートスピーカーだけにこのネットワークがクセもので・・・ドアの中に 収めるスペースはありませんでした。車体側に置くことも検討しましたが ドアとボディを繋ぐゴムブーツが結構カツカツでトータル４本の配線を通す ことを断念・・・結局この位置に落ち着きました。ネットワークの配線は 元々小物入れの固定に使われていた穴を使用してます。	今度はツィーターの埋め込みをします。ウーファー部分と同じくドア内側の板金部分に若干奥行きがあるスペースがあります。その位置にあわせて裏側からホールソーで穴をあけます。間違っても内張りの表面側からやったらダメです。表面の生地をホールソーが巻き込んでエライことになります・笑

なんのこともないですが、押し込んで完了・笑	こんな感じで左右のドアにスピーカーを埋め込みました。

このあたりから若干やる気がなくなってますので超簡単に・・・車体からド アに入っているゴムブーツの中に配線を通します。カットしたレアルシルト をウーファー裏側部分の板金に貼り付けます。もう少し貼る予定でした が、ホントこのあたりでやる気が失せました・笑	出来上がり。・・・というかこの最後の３枚にあたる取り付け作業がいろいろありすぎて時間もかかりまくり写真を撮る気にもなれず・・・実際はかなり大変なことになってました＾＾；とりあえず完成でほどほど満足です・笑 ※個人的な意見ですが見た目を気にしなければツィーターはドアに埋め込むよりもダッシュボード上にポン付け設置したほうが良さそうです。プラドはドアの位置が低いので埋め込み可能な位置でツィーターを最大限に上げても思うように定位があがってきません。